わたしのはたらき[中編]
わたしのはたらき[前編] の続きです。
前編で書いたように、「ひらめく」も「前のめりに動く」も私の良さである、ということには何年か前から気づいていました。
と同時に、欠けているものもある、と思っていました。
「これやってみたい!」と、何かのアイディアが浮かんだとき。
私は、「それをするとどうなるか」「それは何のためなのか」が、恐ろしいほど(笑)見えていないのです。
どうやら一般的には「目的」は、「ひらめき」とセットで浮かぶらしい!!
…なのですよね?
………意味がよく分からない、という方へ。
大丈夫です。一般的でないのは私の方です(笑)
ということで、具体例とともにお話します。
例えば、こちらのよさカード。
2013の秋に、今販売している形で製品化しました。
それまでは、開催する良さcafeの中でのみ、自作(家のパソコンとプリンターで)のよさカードを使っていました。
あるとき、ふっと「製品化して販売したい」という想いが固まります。
(製品化すれば?って誰かに言われたことはあって、アイディア自体は頭にはあったのかもしれません。記憶が定かでないけれど)
そのとき、あるワンシーンが、心に浮かんだのです。
ときどき良さcafeに来てくれていたある女性が、カフェでお友達に「みてみてー♡」ってよさカードを出して…一緒に引いてほっこりお話しているところ。
それだけ。
そのワンシーンがものすごくいいなぁ、素敵だなぁ♡と思って、よさカードの制作を決行したのです。
…その時点で。
「よさカードができて人が買ってくれたら、あちこちで私の知らない人にも よさカードを体験してもらえる」
とか
「ふわっとしてなかなか伝わらない『良さcafe』や『よさよさ』のことが、よさカードというツールがあれば(使い方やマインドの講座もできて)もっと伝わるんだ」
とかは
まっったく見えていませんでした。
大抵の場合、よさカード作ろう!とひらめいて、遅くとも納品される頃には(笑)、「良さcafeを知らない人にも広がるチャンスになる」「これを使ってよさよさの世界観を伝える」という目的を認識するもの…ですよね?
なんなら、「よさよさの世界観を伝えるためには?」→「ツールがあるといい!」→「カードがいいのでは?」と、目的から組み立てる人も多いのかもしれませんし。
(私がそうでないので、よく分からないのですけれど)
とにかく。
私は、「目的」「それをするとどうなるか」をキャッチするのが、「後になってから」でないとできないようなのです。
それも、かなり遅めの。
よさカードが出来上がり、購入された方がFacebookで「こんな場で友人たちと よさカードを引いてみました!」という投稿をしているのを見たときに初めて気づいたのです。
「私だけでは届かない人に、こうやって知ってもらえるってことか〜!!
よさカード作ってよかった!作ろうと思ったのはここに繋がってたんだ!ミラクル!!」
(ツッコミたいお気持ち、お察しします。でも私はふざけてなくて、マジメにこの感覚なのです。笑)
少し経って、「せっかくカードができたんだし、よさカードの講座やったらいいんじゃない?」とアドバイスをもらいました。
「おお!そんなこともできるのか!前に良さcafe店主養成講座をやろうとして頓挫したけれど、よさカードの使い方の講座なら、マインドも使い方も伝えられそう!これだー!そのためによさカード作ったのか!ミラクル!!」(笑)
誰もが思いついた時点で気づいているようなことに、後から気づき、「ミラクル!!」と喜ぶ。
いちいち喜べるので良いのですが(笑)、皆さんの「は?それ分からずに作ったの?」とか「そこまで考えて作ったものだと思ってたよ」とかの反応に触れるにつれて…
「私は目的が見えないんだ」
「私は長期的に見通せないんだ」
と、能力の欠落が気になり始めました。
正確には、この時点では「自分に見えないもの」が何なのかを掴めていなくて、「私は仕組みづくりが苦手だ」という認識でした。
(これがまた話をややこしくするんですが、その話はまた…)
この記事、[後編]として完結する予定だったのですが、長くなってきました。
そしてまだ終われない!(笑)
というわけで、あともう1記事書きますのでお付き合いください。
[後編]へつづく。
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